斜視について

斜視について斜視とは、目はあるものを見るときは左右同じ方向に視線が向きます。しかし、斜視の場合には片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているのに対し、もう片方の目が内側や外側あるいは上や下に向いています。
斜視は主に片方の目に頼ることになりますので、斜視の目の視力が低下したり、物が二つに見えたり、遠近感が違ってくるようになります。

検査
視力検査 ランドルト環を使用し、どこまで見えるかを確認します
屈折検査 遠視・近視・乱視の度数を測定します
眼位検査 目の位置ずれを検査します
眼球運動・輻輳(ふくそう)検査 目を動かしている6本の筋肉が正常に働いているのかを検査します
両眼視機能検査 両眼を使って脳でものを一つに見る働きがどれくらい発達しているのかを検査します
治療

斜視の原因は年齢により様々です。
眼鏡をかけたり、手術で眼を動かす筋肉の長さや位置を調節します。
定期的な診察および斜視角度の測定により経過を診ますが、角度が大きいものに関しては、適切な時期に斜視手術が可能な専門の施設へご紹介させていただきます。

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